鼻毛ダンディー

match-e2006-02-21

おしさしぶりです。
まず、ツマラナイ話題から一つ。
amazonでCDを探してたら”鼻毛トップ10”って広告がありましてそれに使ってた写真は、昔のアメリカ映画の俳優(クラーク・ゲーブルの)ようなダンディーが鼻毛を抜いてるやつ(もちろんモノクロ)で、ついクリックしてしまいました。そうしましたら、電動鼻毛カッターのランキングが出てきまして1位の商品の項目に”新品/ユーズド960円”(amazonの利用者は解ると思いますがそのような表記がある)を見つけて鼻毛カッターのユーズド商品を想像して(モチロンユーズド商品は無かった)笑ってしまいました。

えーと、まーマクラは、このくらいで・・・。先週は、約一週間九州へ研修旅行に行っておりました。九州ってところは、関東よりも地域のスタイルが色濃く残っている気がしました。と言っても、数件寄った焼き物の窯元や甘い醤油による印象なのですが・・。唐津(焼)、小鹿田(焼)(おんたとアチラの人は言っておりました)は、地味ながら奥深い所でした。
焼き物に関わらずモノ造り全般に興味のある方は、日本の窯業発祥の地でもある”リアルたくみの里”地域へ行かれる事をお勧めします。
小鹿田焼は特筆すべき場所で、土から全てを一貫して作っている窯業集落で各家々に精製過程の土を砕く水車アリ(里に入るとゴトン、ゴトンと水車の音がする)、登り窯アリ、販売所アリ(人気なくただ軒先に並べてあるだけだったりする)、モチロン製作もしている江戸の頃から続く奇跡のような山里。何故奇跡なのか?効率化による分業や個人主義、後継者問題など現代の日本のモノ造り(農業等も)が直面している問題をクリアしてる事もそうですし安すぎるぐらいの値段(ぐい飲み一個200円とか蓋付きの砂糖入れ600円とか前橋の雑貨屋で売ってる東南アジアの陶器とも勝負できる値段設定)もそうだと思います。
風景と暮らしが一緒になって未だに残っている場所は、日本の中でももうあまり無いのではないでしょうか?
あったら、誰か教えてください。では落ちも無く、マクラにもなっておらず失礼しました。